本, 井上 伸雄

によって 井上 伸雄

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内容紹介 ・通信システムや通信ネットワークの勉強をしようとする方々を念頭において,ネットワークの仕組みを基礎から分かりやすく解説しています。 ・既に通信に関する業務に携わっている技術者の方も,手元においていつでも便利に利用していただけるように,最新のシステムを具体的に記述してあります。 ・実際に使われているネットワークを例に取り上げて,その動作を説明することで,ネットワークの仕組みを具体的に理解できるように心がけました。 ・図表をできるだけ多く用いて,イメージと共に容易に内容を理解できるように工夫しました。使用する図表は実際に使われているシステムをもとに作成し,分かりやすいように工夫して描いています。 ・1冊で通信システム全体が理解できるような構成となっており,携帯電話,ブロードバンド・アクセス,IP電話,無線LANなど,最近の新しい方式も取り上げて,技術者でない一般の人にも興味を持って読んでいただける内容となっています。 著者からのコメント 本書は,これから通信システムや通信ネットワークの勉強をしようとする方々を念頭において,ネットワークの仕組みを基礎から分かりやすく解説したものである。同時に,すでに通信に関する業務に携わっている技術者の方も,手元に置いていつでも便利に利用していただけるように,最新のシステムを具体的に記述することを心がけた。通信ネットワークは分かりにくい,という声をよく耳にする。たしかに,これまでのネットワークに関する書籍の多くは抽象的な説明か,専門用語を駆使した難解な記述に終始したものが多く,初心者にとって理解しにくい内容になっている。そこで,本書は実際に使われている具体的なネットワークを例にとり上げて,その動作を説明することでネットワークの仕組みが自然に分かるようにした。さらに,図表をできるだけ多くして容易に理解できるように配慮した。その図表も実際に使われているシステムから選んだものであり,分かりやすいように工夫して描いたつもりである。現在,通信ネットワークは多様化が進み,毎年のように新しいシステムが登場している。以前は固定電話のネットワークが中心であったが,今日では携帯電話などのモバイル通信,インターネットやIPネットワーク,LAN,衛星通信など多種多様なシステムが使われるようになった。これらのネットワークや通信システムに使われる技術も高度で複雑になってきている。本書はこれらを全般的に記述し,この1冊で通信システム全体が理解できるような構成とした。とくに,インターネットや携帯電話,IP電話,イーサネット,ADSLなど,最近の新しい方式も積極的に取り上げて,技術者でない一般の人にも興味をもって読んでいただける内容になっている。本書の初版は2004年1月に刊行され,それから早いもので4年が経過した。その間,とくに携帯電話,ブロードバンド・アクセス,IP電話,無線LANなどの分野には次々と新技術が登場してきた。そこで今回,これらの技術を織り込んで内容の一層の充実化を図り,増補改訂版として新たに出版することとした。初版と同様,多くの読者に活用していただければ幸いである。 出版社からのコメント 教科書採用もされている「基礎からの通信ネットワーク増補改訂版」が発刊しました。当書では、今日のネットワーク技術の進歩に対応させて,●光ファイバ・アクセス(FTTH)●携帯電話(第3世代,第3.5世代),モバイル通信●無線LAN(IEEE802.11n)●電力線通信(PLC)●携帯電話番号ポータビリティ●IP電話(番号)を中心に加筆・修整いただき、最新の通信ネットワークに対応すべく更なる内容の充実を図りました。 レビュー 教科書採用もされている「基礎からの通信ネットワーク 増補改訂版」が発刊しました。当書では、今日のネットワーク技術の進歩に対応させて,●光ファイバ・アクセス(FTTH)●携帯電話(第3世代,第3.5世代),モバイル通信●無線LAN(IEEE802.11n)●電力線通信(PLC)●携帯電話番号ポータビリティ●IP電話(番号)を中心に加筆・修整いただき、最新の通信ネットワークに対応すべく更なる内容の充実を図りました。 --「出版社からのコメント」 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 井上/伸雄 多摩大学経営情報学部教授。1959年名古屋大学工学部電気工学科卒業。工学博士。日本電信電話公社(現NTT)入社。電気通信研究所にてディジタル伝送方式、ディジタルネットワーク、ISDN等の研究開発に約30年間従事。89年多摩大学教授に就任し、現在に至る。郵政省(現総務省)の審議会、委員会、研究会の委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)