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フレイル診療ガイド〈2018年版〉
本, 荒井 秀典
によって 荒井 秀典
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目次 第1章フレイルの定義・診断・疫学(フレイルとはどのような状態か?(フレイルの定義とは?) フレイルをどのように診断するか?ほか) 第2章フレイルに関する概念(認知的フレイルの定義・診断法は?;認知的フレイルの頻度は?ほか) 第3章フレイルの予防・対策(フレイルと栄養(素)・食事との関係はあるのか? フレイルに対する栄養介入の効果はあるのか?ほか) 第4章各疾患とフレイル(起立性低血圧/起立性調節障害とフレイルとの関連は?;降圧治療とフレイルとの関連は?ほか)
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フレイルとは「自立という位相を導入して、自立のための要因を列挙し、それぞれの要因の様々な原因を粗視化して、自立における脆弱性の分類をする」ことであると思う。これはクレペリンにおいて、精神病を「症状と経過」から分類したのと同じ考え方だと思われるし、cureとcareにおける「care」に相当することだと思う。記号論理学で言えば、「オール、イグジスト」である。つまり「すべての人々に対して、自立のための要因が存在する」ということであり、必要十分条件は、要因を消去または代入し、すべての人々に成り立つ条件を求めれば良い。これは「care」に相当する。これに対し、原因を求める科学は「イグジスト、オール」である。つまり、「ただ一つの原因が存在し、すべての人々に対して成り立つ」であり、必要十分条件は、原因を代入消去して、すべての人々に対して成り立つ条件を求めればよい。これは「cure」に相当する。問題は、フレイルの原因を求めようとすることから生じる。フレイルの等式を逆にたどれば、もとの要因が出てくるだけである。それなのに、フレイルの唯一つの原因を求めようとするのは本末転倒ではないか?クレペリンの精神医学もこのように本末転倒をやろうとしていたのかもしれない。「症状と経過」という、様々な原因からなる幾つかの要因から「症状群」を分類し、症状群の原因を求めようとした。これは本末転倒ではないか?精神医学は、元々、不可能なプログラムなのかもしれない。そしてまた、病気が治っても、幸せになれるわけでもない。これに対し、「自己実現と適応」という心の健康の位相を導入し、欲求不満と葛藤という要因を列挙し、心理的防衛機制の分類をするのが「精神保健」であると思う。
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