妹さえいればいい。4 (ガガガ文庫)

ラノベ作家をネタにしたラノベイラストがカントクという神がかった素敵なイラストなのでそのうち作品内だけでなくこの作品自体もアニメ化されるのかもしれません。いればの4巻です。メディアミックスによりアニメ化およびコミック化されるという設定の巻になります。コミック化は、まさに正鵠を射る作者が見つかったもののラノベ作家と相容れない趣味がありそれに気づいた勝手妻の那由多が頑張ってラノベ作家の意図する作品へとという流れになっています。途中にボードゲームの話をはさんでいたり、限りなく失敗なアニメ化された友人ラノベ作家の話も織り交ぜています。また、この巻も京さん脱いでいるというかイラストがさらにすごいことなっています妹さえいればいいという題名のラノベなのですが、妹は、アニメ化失敗した友人ラノベ作家の妹とドS税理士アシュリーの元にバイトに行った千尋が女の子らしい姿をするぐらいで妹成分を期待した人には残念といわれるかもしれません。が、自称おさな妻、那由多が誕生日プレゼントにとんでもないもの渡したり、コミック化の漫画家にまさしく体を張って説得したりしている姿がこの巻はすばらしいです。いつもながらに読みやすく、カントクイラストも全部がサービスカットのようなこの作品妹成分減ったのが残念ですがとても素晴らしいです。