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スーパー字幕入門―映画翻訳の技術と知識 (BABEL双書)

, 岡枝 慎二

によって 岡枝 慎二
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ファイルサイズ : 23.62 MB
内容(「BOOK」データベースより) 映画翻訳界の第一線に立つ著者が、字幕スーパー翻訳の基礎技術を、整理点検して本邦初公開。やさしい入門講義、痒い所にに手の届くQ&Aコーナー、さらに名画の名セリフを豊富に使っての実践レッスンなど、翻訳技術を楽しく学びながら、同時に映画界の情報通になれます。面白コラムも満載の一冊。
以下は、スーパー字幕入門―映画翻訳の技術と知識 (BABEL双書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
字幕翻訳家を目指すための導入書としていい著者はスターウォーズの翻訳を務めたベテラン翻訳家あくまで導入書で教科書的な網羅性や本格さはないもののクイズにしたり映画の一部を抜粋してテキストにしたりと楽しめる構成になっている。通常、バイリンガルでもない限り日本人にとって日本語字幕は当たり前のように信頼してしまうものだし、意味において吹き替えとの違いもあまり意識しない。しかし"字幕翻訳にはさまざまな制約の産物"”字幕翻訳と吹き替え翻訳は別物"”字幕翻訳の想定観客は、19歳の女性"”画面+字幕=1"”ギャグは翻訳者泣かせ""敬語やオスメス語に注意"”近いところに同形の語尾は避ける"”ひらがなが続くときには半角空ける""水派の訳、蜜派の訳"など、興味深い現場が垣間見れて、今後映画をもっと楽しめるようになる。字幕翻訳クイズを出して、著者の模範解答と解答例の解説がおもしろいさまざまな訳出を分析することで、"映画に必要な字幕とは?”という思考回路を垣間見れる。中には模範解答より、解答例の方がぴったりに思えるものもあり、著者も"私の訳が霞んで見える"などといっている。でもそれが著者の度量の大きさすら感じさせる。

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